30歳から調理業界へ挑戦、憧れだったオーストラリアでの職を引き寄せヘッドシェフになった話。

40歳、女性のウサコです。憧れだったオーストラリアに永住権を獲得し、レストランでヘッドシェフとして働いています。自分のお店を持ちたいという希望はないものの、都会の一流と呼ばれるレストランのヘッドシェフとして働けたら、そんな夢を常々抱いて仕事に励んでいます。

引き寄せに出会う前のあなたのことを教えてください。

どちらかというとマイナス思考で、「どうせ」というのが口癖でした。

引き寄せの法則との出会いは？

スピリチュアルの世界に常々興味があったので、そういったテレビ番組や本は欠かさずチェックしていました。そのため、引き寄せの法則という言葉も１０年ほど前から知っていました。類は友を呼ぶではありませんが、自分の心がけ次第で、運を良くすることも悪くすることもできるということなので、なんとなく運気が落ちていると感じた時は、自分の心がけが悪いのだなと省みるいい機会になっています。

何を引き寄せようと思いましたか？それはなぜですか？

オーストラリアでの生活です。オーストラリアには、ワーキングホリデーで滞在していたのですが、その素晴らしさに魅了され、絶対に戻ってくると宣言にも似た気持ちが沸き起こりました。「オーストラリアに移住したい」その願いは、周囲からは雲をつかむような話ではないかと失笑されましたが、私は本気でした。信じれば叶うではありませんが、引き寄せの法則を信じ、常に前向きに、そしてオーストラリアへ移住できることを信じて生活をしました。

どんな引き寄せ行動をとりましたか？

まずは、夢で終わらせたくないという気持ちから、周囲にオーストラリアへいずれ移住するつもりであるということを宣言しました。これにより、自分の夢が実現への一歩に近づいたように思います。「やっぱり口だけだ」と思われたくないため、絶対に成功させるというモチベーションのようなものをずっと持ち続けることができ、努力も続けることが出来ました。調理の仕事は早い人は10代から修行を始めますが、私は30歳を過ぎてからの挑戦だったので、とても辛く辞めたいと思ったことも何度もありました。しかし、変なところでプライドの高い私は、公言してしまった手前、実現させなければ恥ずかしいという気持ちが強く、頑張れたのだと思います。
また、アンテナをはることで自分へのメッセージを掴むことができると信じている私は、人との出会いや本からの情報などの収集にも励みました。これは、自分にとって必要なキーワードというものは、その時期に何度も耳にしたり目にしたりするものだという考え方の上で成り立っています。これを聞き流すのではなく、自分に対するメッセージだと認識することで、上手に運を掴みながら生活することができます。

引き寄せが起きるまでの流れを教えてください

調理の仕事を始めて3年が過ぎた頃、いつもオーストラリアの求人情報をチェックしていたのですが、調理の仕事はあるものの経験年数が少ないため仕事を得ることが出来ませんでした。これでは埒があかないと思い、別の方法でオーストラリアへ戻ることを考え始めたところ、友人が介護の仕事でカナダへ渡ったという話を聞き、介護士の経験のある私は、カナダのビザエージェントに連絡を取り、ビザの取得が可能かどうか査定をしてもらいました。
可能であるとのメールをもらったので、ビザの手続きをお願いしようと思った矢先に、ワーキングホリデー中にウェイトレスとして働いていたオーストラリアのレストランから調理師としてのビジネスビザのオファーがありました。
私自身は、海外へ目を向け動き出したことが私の本望ともいえるオーストラリアのジョブオファーにつながったのだと確信しています。

結果、どんな引き寄せが起こりましたか？

調理の仕事でオーストラリアへ渡ることが出来るまでに4年の月日を要しました。これが、短いか長いかと問われたら、絶妙のタイミングだと答えるほかありません。
まずはビジネスビザでオーストラリアへ渡ったのですが、そこからとんとん拍子に永住権の申請を行うことが出来、オーストラリアへ移住してから約半年でスムーズに永住権を取得することができました。