“SMAPの最前列チケット”や”ハワイ旅行”を引き寄せた。気づいたのは本当の「ありがとう」。

ありがとう、これが最高の引き寄せをもたらす言葉。
アラフィフ(51歳)の主婦、ルンルンるん子と申します。パートで保育士をしており、趣味は小説を書くこと、懸賞のはがきを出すこと、犬とお散歩することです。夢は趣味の小説を出版すること、懸賞でヨーロッパ旅行を当てること、犬の預かりボランティアをすることです。

引き寄せに出会う前のあなたのことを教えてください。

夫の実家から徒歩10分ぐらいの土地に家を建て引っ越して来た直後のことです。夫の母が癌に罹り、半年で亡くなりました。その後、夫の父までも癌になり入退院を繰り返すようになりました。

当時の私は、度重なる家族の病気に、「今度はどんな不幸が起きるんだろう」と不安ばかり抱えていました。そのうちに自分も体調が悪くなり、心臓がばくばくしたり頭痛がしたりし始め、病院に行くと〈自律神経の病気〉だと診断されました。

いつ、どうやって引き寄せの法則を知りましたか?

 若い時に、マーフィの法則を読んでいて、〈自分の思いが現実を創る〉ということはすでに知っていました。ですから、当時の私は、自分が自分自身の思いをコントロール出来ていないせいで、自ら悪い想いや出来事ばかりを引き寄せてしまっているのを実感していました。それでも、不安な思いを手放せずにいたのです。

そんな時、本屋で引き寄せの法則が書かれた本を見つけて読み、「これだ!」と感銘を受けました。

何を引き寄せようと思いましたか?

引き寄せの本を読んだことで、「家族が病気にばかりなるのは、私自身の不安な気持ちのせいだ」と思いました。私がいつも病気のことばかり考えているから、負の連鎖が続いているのだろうと。それに気づいた私は、「この負のスパイラルを断ち切って幸せになりたい!」と思いました。引き寄せの法則に出会った時点で、自分の夢をいろいろ思い出し、それらを実現出来るように、やれることをやってみようという気持ちが湧いていたのです。

どのような行動を試しましたか?

始めは、「家族がいつも笑顔でいること」・「自分の小説が本になること」などの夢をイメージングしていました。夜、布団に入ってから眠りにつくまでの間に、日記をつけるように、「○月○日、○○が叶って嬉しいです。」と、頭の中で想像していました。

最終的に自分が選んだ方法は、ロンダ・バーンさんの「ザ・パワー」や野坂礼子さんの本に書かれていた、《全てのものに感謝をして「有難うございます」を言い続ける》という方法でした。「ありがとう、ありがとう、ありがとうございます」と人がいない時は声に出して言い、仕事中など声に出せない時は、心の中でそっと繰り返していました。

引き寄せが起きるまでの流れを教えてください(期間も含む)

自分の夢をイメージングする方法が、自分には合わないと思ったのは、反対の感情が湧いてくるからでした。夢が叶ったところを想像しても、「でも、だめだったら?」とか、「だめになるに決まってる」とかいったマイナスのことを考えてしまう。。一時は上手くイメージングが出来ても、日頃の考えは変わらず、負のイメージばかりが頭に浮かんで来るのです。

ところが、「有難うございます」を徹底的に言い続ける方法を続けると、悪い想いが浮かばなくなりました。「ありがとう」を言いながら、人の悪口や悪いことはあまり考えられないですから。この方法は私にはベストでした。

結果、どんな引き寄せが起こりましたか?どう変わりましたか?

ありがとうの感謝行を始めて数日後には、懸賞が3つも当たりました。当たったものは商品券や図書カードだったのですが、「これは効果がある」と思いました。半年ぐらい経つと、ライブなどのチケット運がすごく良くなり、なんとSMAPのドームライブの最前列に当選!幸運はそれだけに留まらず、夢でもあり得ないと思っていたような、ハワイ旅行まで当たりました。

しかし、そんなふうにちょっと有頂天になっていた時、父が脳梗塞で倒れICUに入ったのです。「なんでこんな時に…」と心が折れそうになりましたが、こんな時だからこそ、「ありがとう」パワーを発揮しようと必死に「ありがとう」を言い続けました。おそらく、一日に一万回ぐらいの「ありがとう」です。病院に行く時も家事をしている時も言い続けました。そして、一か月後、父は無事に退院しました。後遺症も全く出ませんでした。

あなたの引き寄せがうまくいったのはなぜだと思いますか?

私はどちらかと言えばマイナス思考の人間です。自分の思いを放っておくと、どんどん暗く考えてしまうタイプです。「ありがとう」と念仏のように心で唱えることは、そんな私に何も考えない時間を増やしてくれ、悪いイメージよりも良いイメージを持たせてくれました。

そして、父の脳梗塞が「ありがとう」で良くなった時、私は「ありがとう」の本当の意味を解ったのです。

それまでは、自分の夢を叶えることや○○が欲しいという自分の願望のために、「ありがとう」と唱えていました。しかし、父の病気の時に唱えた「ありがとう」は、ただただ生きていて欲しいということ。それが叶った時、人が生きていること、自分が生きていること、もうそれだけで嬉しいと思えました。自分の周りの全てを、良いことも悪いことも含めて感謝しかないと知った時に、「ありがとう」の本当の素晴らしさが解ったような気がしました。その時から現在まで、穏やかで幸せな感情が続いています。

次に引き寄せたいものや、引き寄せてる最中のものがあれば、教えてください。

趣味の小説を地方の文学賞に送って、賞を獲ることに挑戦をしています。受賞するには、実力だけでなく運が必要だと思っているのです。少しずつ運は良くなっており、2次通過をクリアし、次には最終候補に残り、先日、佳作を受賞しました。

今は優秀賞を獲得して本を出版したいと思っています。達成に向けて、「ありがとう」の感謝行を続けながら、日々小説を執筆しています。

あなたのおすすめの引き寄せ本やブログを教えてください。

ロンダ・バーンさんの「ザ・パワー」と「ザ・シークレット」「ザ・マジック」、野坂礼子さんの「ありがとうは魔法の言葉」などです。これらの本を読むと、感情が現実を創るという意味がよく分かります。そして、感情の中でも、《愛》と《感謝》が最高にパワーがあるということを教えてもらえます。

最後に、これから引き寄せに挑戦する後輩に一言、メッセージをお願いします。

嫉妬や妬み・恨み・怒りの感情は、運を悪くします。「ありがとう」を言い続ける方法で運が良くなったのに、負の感情を持ったとたんに運が一気に下がってしまった経験が、私にはあります。一瞬一瞬の思いがとても大切なのです。

不安になった時には、「大丈夫。今、愛に満ちて幸せな感情を持っていたら、ちょっと先の未来も幸せなんだ。」と、思いましょう。反対に、「今、自分が不幸だと思っていたら、ちょっと先の未来もやっぱり不幸なのだ。」と。

どんな状況にあっても、《今》の感情がとても大切だということを、どうぞ忘れずにいてください。

紹介されたオススメの引き寄せ本はこちら。

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