連絡が来ない。既読のまま。あの人の態度に、一日じゅう振り回される。
そんなとき、潜在意識の恋愛でよく出てくるのが「内側の彼」という考え方。
現実の彼ではなく、自分の内側にいる彼に集中する。
どういうことなのか、やり方と注意点をまとめました。
内側の彼とは
内側の彼は、自分の心の中にいる彼のこと。
目の前の現実の彼は、これまでの自分の思い込みが映った「結果」。だから、現実の彼に働きかけても変わらない。
変えたいなら、心の中の彼との関係のほうを変える。現実は、あとからついてくる。
これが、内側の彼という考え方の核です。
| 現実の彼 | 内側の彼 | |
|---|---|---|
| 場所 | 目の前 | 自分の心の中 |
| 見方 | 過去の思い込みの結果 | これから選ぶ関係 |
| 扱い方 | 反応しない・意味を求めない | 愛し合う・信頼する |
上位のブログを6つ読み比べると、理屈の説明は人それぞれ。波動や周波数で語る人、脳の焦点で語る人、パラレルワールドで語る人。
それでも「現実の彼の言動に揺れることが、いちばんの遠回り」という点は、ほぼ共通していました。
どこから広まった言葉?
はっきりした出どころは、分かっていません。
したらば掲示板の「潜在意識ちゃんねる」には、2017年2月に「内側の彼に集中して幸せになるスレ」が立っています。749レスまで続いた人気スレです。
1レス目の呼びかけは、現実を気にせず内側の彼と毎日ラブラブでいる人に、続けるコツを教えてほしい、というもの。スレの名前にもう「内側の彼」とあるので、言葉自体はそれより前から使われていたのでしょう。
ブログでは2019年ごろから、多く語られるようになりました。
内側の彼に集中するやり方
いくつものブログやスレで語られている方法を、5つのステップに整理しました。
1. 現実の彼と内側の彼を分ける
同じ人だと思うと、現実の態度にいちいち引っ張られる。「現実の彼」と「内側の彼」は別の存在、と決める。
2. 内側の彼に愛されている場面を感じる
おやすみと言ってくれる。手料理をほめてくれる。自分がいちばんリアルに感じられる、小さな場面でいい。
3. 時間を決める
寝る前やお風呂の中など、気が散らない時間に。一日じゅうやろうとしなくていい。
4. 現実の彼の言動に意味を求めない
既読スルーも、そっけない返事も「過去の結果」。今の関係の答えではない。
5. 満たされた気分で一日を過ごす
内側の彼に愛されている自分として、ごはんを食べ、仕事をし、眠る。
大事なのは、内側の彼との時間で、自分が満たされること。
現実の彼を動かすためのテクニックとしてやると、かえって現実ばかり気になります。
内側の彼は「本物」?
よく検索される疑問です。
これも、書き手によって答えが違います。
- 魂でつながっている、変わらない彼
- 理想の世界(パラレル)にいる彼
- 自分の頭の中の「設定」としての彼
本物かどうかは、誰にも確かめられません。
だから、自分がいちばん安心できる捉え方を選んでいい。安心できることのほうが、ずっと大事です。
現実無視ができないとき
「現実を無視して」と言われても、連絡が来ない日はつらい。気になって当然です。
「無視しなきゃ」と力まない
力むほど、現実の彼のことで頭がいっぱいになる。気になった自分に気づいたら、内側の彼に戻ればいいだけ。
彼の行動を確かめる回数を減らす
SNSを何度も見る、トーク画面を開く。そのたびに現実に引き戻される。まずは回数を減らすところから。
現実を「変えよう」としない
目の前の彼を思い通りにしようとすると、コントロールになる。変えるのは、内側の関係のほう。
潜在意識ちゃんねるには、「内側の恋人と徹底的に過ごしてるけど現実変わらない人」というスレも立っています(2019年7月)。
うまくいかない人がいるのも、ありのままの事実です。
現実の彼に「冷めた」と感じたら
「潜在意識 現実の彼 いらない」「冷めた」も、よく検索されている言葉です。
内側の彼に満たされると、現実の彼への執着がふっとゆるむことがあります。
そこで「冷めたらだめ」と気持ちを戻そうとしなくて大丈夫。
冷めた気持ちも、今のあなたの正直な状態。その先で現実の彼と自然に向き合えることもあれば、別のご縁に気づくこともある。どちらを選んでもいい。
ひとりで抱えきれない夜は
内側に集中しようとするほど、不安が大きくなる夜もある。
潜在意識ちゃんねるにも、恋の不安を吐き出すための「恋ネガ」スレが、管理人の手で立てられていました。
ぐるぐるした気持ちは、外に出していい。
相手の気持ちを確かめるためではなく、自分の気持ちを整えるために。誰かに声で聞いてもらうのも一つです。
注意しておきたいこと
相手の気持ちは、相手のもの
内側の彼はあなたの心の中の存在。現実の彼に、内側の彼と同じふるまいを求めて責めないこと。
生活を止めない
内側の彼との時間に没頭しすぎて、眠れない、仕事が手につかない。そうなったら、いったん休んでいい。
高額な講座や商品に注意
このテーマは、有料のnoteや講座もたくさん。不安をあおって高いものをすすめる人からは、離れて大丈夫。
まとめ
内側の彼は、現実の彼ではなく、心の中の彼との関係を変えるという考え方。
内側の彼: 自分の心の中にいる彼。現実の彼は過去の結果
やり方: 分ける・愛される場面を感じる・時間を決める・意味を求めない・満たされて過ごす
できないとき: 力まない。確かめる回数を減らす
冷めたとき: 無理に戻さない。それも今の正直な気持ち
いちばん近くにいる彼は、あなたの心の中にいる。そこで満たされた分だけ、世界はやさしくなる。